STEP 04

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“できるメソッド入門”
『小学生の学力を伸ばす4ステップ講座』
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〇〇〇〇さん

こんにちは。
学習塾学門の坂野貴規(ばんのたかのり)です。

今回が
“できるメソッド入門”
『小学生の学力を伸ばす4ステップ講座』
の最終講義になります。

このメール講座では、これまでに、
誰でも、すぐに、簡単に実践できる学習指導として、
“ 教えずに ” 学力を伸ばす方法を紹介してきました。

“ 教えずに ” 行う学習指導とは、
保護者が子どもに、問題の解法などを教えることなく、
子どもに主体的に努力させるための学習指導でした。

今回も “ 教えずに ” 行う学習指導ではありますが、

“ 保護者が実際に問題を解いてみせます ”
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これまで以上に、
保護者に指導技術が要求されるため、
誰でも、すぐに、簡単に実践できる方法
ではないかもしれません。

しかし、

~ 分からなくても “ できる ” ようになる ~

という “ できるメソッド ” の真髄を
最も具現化できる方法の一つであることから、
この最終講義で紹介することにしました。

ぜひ最後までお読みください。

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【STEP 04】
教えずに “ 真似させて” 学力を伸ばす方法
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子どもが解くことのできない問題について、
保護者がその問題の解き方等を、
直接子どもに教えることは、
基本的にはお勧めしません。

ほとんどの保護者の方は学習指導の素人だからです。

さすがに小学生の勉強ぐらい教えられる
と思われるかもしれません。

ところが、保護者が適切に教えることができず、
かえって子どもが混乱してしまう、
ということはよくあることなのです。

実際、私も保護者に、
「下手に教えるくらいなら、何もしない方がいいです」
と伝えることがあります。

子どもに適切な学習指導を行うためには、
少なくとも学校の先生と同等以上の知識と技術
を身につける必要があると思います。

しかし、
そこまでの知識や技術を持っていない保護者でも、
問題の解き方を教えることはできなくても、
問題の解き方を指導することはできます。

保護者が問題を解いているところを見せて、
子どもにそっくりそのまま真似させるのです。

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【1】基本的な考え方
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問題の解法を「分からせよう」としてはいけません。

例えば、算数の文章題の場合、

『これは○○だから、□□じゃなくて、△△するんだよ』

と解法について説明するのではなく、

『こうすれば解けるから見ててよ』

と言って、必要最低限の解法(式)を使って、
実際に解いて見せます。

「お手本を見せる」のです。

なぜそうなるのかなどの説明は要りません。
子どもが勝手に考えます。

その式が何を意味するのか勝手に推測します。

そして、そのお手本をそのまま真似させます。

そっくりそのまま完全に覚えてしまうまで

・保護者がお手本を見せる
・子どもがそれを真似する

を繰り返します。

完全に覚えてしまったら、
それでその問題は解けるようになったことにします。

解けるようになったら、
大いにほめてあげましょう。

「えっ?それって解けるようになったって言えるの?」

「そんなの本当に解けるようになったわけじゃない …」
「意味がないのでは?」

そう思われますか?

その段階で、その子は
・問題文を覚えている
・解法(式と数字)を覚えている
・現にその問題を正解させることができる
状態になっています。

その状態になってもなお、その子は
その問題に難しさを感じているでしょうか?
その式や数字が意味することに
何も気づいていないでしょうか?

少なくとも、
その問題中の数字を変えたとしても、
正解させることはできる状態に
なっているはずです。

まずはここまでたどり着かせてあげましょう。
時間がかかっても焦らせず、励まし、応援し、
根気よく覚えさせましょう。

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【2】具体的な指導例
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算数の文章題を使って、
指導の手順等を説明します。

※ テストで不正解だった問題を書き写した紙
を数枚用意します。
(A4コピー用紙等の上部4分の1くらいに
問題文を書き、その下の空白に式などが
書き込めるようにしたもの。)

=〔 例題 :小3算数〕===============

あきらさんは、キャンディーを 20 こ買ってきました。
このうちの 5 こを妹にあげ、
のこりを1まいのふくろに 3 こずつ入れると、
ふくろは 2 まいあまりました。
ふくろははじめに何まいありましたか。

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※ まず保護者が問題文を音読します。

『これからこの問題を解くから、
よく見て、聞いて、覚えてね』

『あとで同じことを真似して、
言ったり、書いたりしてもらうから』

※ セリフとともに、
関係のある文や部分を指し示しながら。

『20 個の内、妹に 5 個あげたから、残りは…』

(書く)20 - 5 = 15

『残りは 15 個』
『残りの 15 個を 3 個ずつに分けると…』

(書く)15 ÷ 3 = 5

『 5 つに分けられるから、袋が 5 枚で …』

『あと袋は 2 枚余ってるから、全部で …』

(書く)5 + 2 = 7

『袋は全部で 7 枚』

『これがはじめにあった袋の枚数だから…』

『答えは 7 枚です 』

(書く)答え 7まい

『これで解けました』

『覚えられたかな?』

『じゃあ今と同じように解いてみましょう』

※ 保護者が解いたものと同じ用紙を
子どもに渡し、解かせます。

以上のようなことを、
子どもが完全に解き切ることができるまで、
繰り返し行います。

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【3】ポイントと注意点
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(1)セリフについて
・子どもに説明しようとしない。
・自分が解くときに考えることをそのまま言う。
・ゆっくり “ 自分に ” 言い聞かせるように。
・子どもに『分かった?』とは決して聞かない。

(2)書くことについて
・最低限の数式だけを書く。
・言葉は書かない。
・数式と関係のある文にアンダーラインを引く。

(3)保護者が解き終わったら
・新しい問題用紙を子どもに渡す。
・問題文を音読させる。
・セリフや書く式は、できるだけ真似させる。
・動作やアンダーラインも真似させる。
・保護者の書いた用紙は見せない。
・途中で進まなくなったら、
保護者がもう一度見本を見せる。

(3)繰り返しの間隔
子どもの様子(集中力など)をみて、
その場ですぐに行うか、次の日にするか、
などを判断します。

子どもが初めて解き切ることができたら、
数日間隔をあけて、再度解かせます。

子どもの様子から、
本当に解けるようになったかを判断します。
数字などを変えた問題を解かせてもよいです。

(4)解法の見本について
問題の解法及び数式等は、
その問題を解く際の最も標準的なもの
にします。
保護者がその時思いついた即興的なもの
ではなく、あらかじめ
セリフや書く数式の台本
を作っておきます。

この方法で効果を出すためには、
・子どもの学力状態
・教科及び単元
・問題の内容、種類
・問題の難易度
など、考慮しなくてはいけないことや、
それらに対応するための知識や技術
が必要です。

実践するにはハードルが高い方法ですが、
「直接解法を教えてしまう」
よりは 10 倍効果的であることは
間違いありません。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

指導者が手本を見せて、
それを子どもに真似をさせるという
この指導法は、
子どもの学習上の様々な弱点を改善する方法
として応用できます。

例えば、
子どもの注意力に問題がある場合、
指導者が注意の向け方の手本をみせることで、
子どもに、
自分の注意力の問題とその改善方法
を “ 客観的に気づかせる ”
ことができます。

指導する問題の題材についても、
いきなり文章題から始めるのではなく、
算数のちょっと複雑な計算問題など、
比較的手本を見せやすいものを選ぶと
よいとおもいます。

ただし、どんな問題だとしても、

「分からせようとしない」
「教えない」

に徹してください。

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これで、全ての STEP の講義は終了です。

保護者の方が家庭で、今すぐ、簡単に実践できる

そんな学習指導の方法を紹介できれば、
との思いからつくりあげたメール講座でしたが、
ご期待にお応えすることはできましたでしょうか?

どの STEP の指導方法も、
ある程度の期間、継続して行わなければ
効果は表れません。

今すぐ、簡単に実践できる方法はあっても、
今すぐ、簡単に学力を上げる方法はありません。

小学低学年のお子さまならば、
高学年になるまでに、

すでに高学年のお子さまならば、
中学生になるまでに、

じっくり丁寧に時間をかけて、

どんな学びの場面でも通用する
『 正しい学習姿勢 』

を身につけさせてあげてほしいと思います。

この度は私のメール講座を受講していただき、
ありがとうございました。

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■ 追加 STEP について
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“ できるメソッド入門 ”
『小学生の学力を伸ばす4ステップ講座』

は今回で終了ですが、
明日から2日、追加の特別号として

【特別号1】
◇STEP +1:小学生の間に身につけさせたい学習姿勢

【特別号2】
◇STEP +2:学習塾に通わせるまでにつけてはいけない習慣

をお送りします。

こちらもぜひお読みいただければと思います。

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“できるメソッド入門”
『小学生の学力を伸ばす4ステップ講座』
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